1933年茨城県生まれ。 1955年、新潮社に入社。1959年に新潮社を退社しフリーランスとなる。奈良原一高、東松照明、細江英公、佐藤明、丹野章らと共に写真エージェンシー「VIVO」(1959-61年)を設立。

敗戦という歴史の記憶を記号化するメタファーに満ちた作品「地図」を1965年に発表し、以来現在に至るまで、常に予兆に満ちた硬質で新しいイメージを表現し続けている。

自身の作品を「時代の中の特徴的なシーンと自分との関係をとらえて表現し、その時の可能な形でまとめ上げ、その積み重ねから一つのスタイルが生まれてくる」と語る。近年はインスタグラムにて写真への思考を巡らせながら、日々作品をアップし続けている。

 

 

PGI Exhibitions

2024.04.15-06.01

ロス・カプリチョス  あしたのデーモン

2022.06.29-08.10

ロス・カプリチョス  遠近

2021.01.20-03.13 エンドレス  マップ
2019.05.29-07.05 影のなかの陰
2018.01.12-03.03 ロス・カプリチョス –インスタグラフィ– 2017
2016.01.08-03.05 Last Things
2012.09.04-10.31 2011-phenomena
2011.05.10-06.25 日光-寓話  NIKKO – A Parable
2010.05.13-07.10 ワールズ・エンド  World’s End 2008-2010
2008.11.17-2009.01.30 遠い場所の記憶:メモワール1951-1966
2006.10.12-11.10 見えない都市
2004.12.15-2005.02.10 地図
2001.10.03-10.31 Eureka 全都市
1998.11.09-12.19 「カー・マニアック」
1996.11.12-1997.01.24 「ゼノン-ラスト・コスモロジー」
1986.10.03-10.31 「ロス・カプリチョス 1970-1980」
1984.09.14-10.13 「ヌードミュージアム」

 

 

関連展覧会

2024.04.13-05.12

見えない地図」Supported by SIGMA 京都国際写真祭 京都市京セラ美術館

2023.01.24-02.19

ロス・カプリチョス 遠近」 コミュニケーションギャラリーふげん社

2022.09.09-11.02

占領と平和」 写大ギャラリー

2022.09.13-10.04

Vortexのために」 PURPLE(京都)

2022.05.14-06.18

地図」 The Third Gallery Aya(大阪)

2022.01.19-06.26

Farewell Photography: The Hitachi Collection of Postwar Japanese Photographs, 1961-1989」  フェニックス美術館

2021.03.23-05.16

  東京国立近代美術館コレクション展「幻視するレンズ」  東京国立近代美術館

2020.06.04-07.20 『赤と黒』Le Rouge et le Noir」 リコーイメージングスクエア東京
2020.02.21-06.27

Kikuji Kawada: Los Caprichos」 L. Parker Stephenson Photographs

2019.02.22-2020.02.02

The Gaze of Things, Japanese Photography in the Context of Provoke」 Bombers Gens Centre d’Art

2018.11.04-2019.03.24

Time Frames: Contemporary East Asian Photography」 Baltimore Museum of Art

2018.08.31-10.11

百幻影—100 Illusions」 キヤノンギャラリー S