- 2009年8月25日 21:34
- 保存関連

朝晩だいぶ涼しくなってまいりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。今日の芝浦は日中も比較的湿度が低かったように感じました。
今年は日照不足で野菜が高騰するようなニュースも聞いていますが夏を通して湿度はけっこう高かったように思います。
レフレムパックのご紹介で予告いたしましたとおり、ある一般家庭でレフレムパックと調湿材の実験をしてみましたので途中経過をご報告いたします。
今回の実験は川崎市某所に住む単身者の部屋で実験を行いました。
部屋は軽量鉄骨の賃貸アパート1階です。
レフレムパックに無酸ダンボール製のストレッジボックスを入れています。
グラフの凡例でKWとあるのはキープウェル、SHCはSHCペーパーです。
左が湿度の目盛りで、右が温度の目盛りとなっています。
このグラフで分かるようにレフレムパックに入れても調湿材を入れても
温度はほとんど制御できません。
このグラフは押し入れがどのような状況か実験したものです。7月14日から23日まで。
湿度が室温に応じてそれなりに変動しているのがお分かりいただけると思います。
おそらくストレッジボックが湿気を吸っていたためスキープウェルだけのほうは最初少し湿度が上昇して緩やかに下がってきています。SHCは60%弱の状態で安定していたので実験開始から60%付近まで早めに湿度が下がっているようです。その後は2つの線が平行に見えます。
このグラフは部屋の棚に置いて実験したものです。
夜に帰宅してからエアコンを入れているのでその時間にぐっと温湿度が下がっています。
上の2つの実験では調湿材を箱の外側にしていましたが
下のグラフの実験では箱の内側に入れてみました。
キープウェルだけの箱とSHCだけの箱と分けています。
キープウェルが緩やかに利いているのがお分かりいただけるでしょうか。
10日ほどかかって5%下がりました。
SHCだけのほうは60%付近で落ち着いているようです。
8月22日は丸一日家にいたのでずっとエアコンが入っていて室温は安定していますが
湿度はけっこう上下しているようです。
これまでの実験で気がついたこと
- レフレムパックに入れる時は作品資料、包材、空間の温湿度が目標に近い状態で安定させて入れるべき(当然ですね)
- 急激な温度変化があった時に湿度のブレ幅はSHCが入っている方が少ない
- ガスや湿度のコントロールができるのであれば押し入れは悪くない選択
- キープウェルは箱の底一面に敷くぐらいの量があったほうが良い。
現在は別な調湿材をテストしています。その結果はまた後日報告いたします。
ある一般家庭の単身者、西丸でした。
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