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災害に備える

東北地方太平洋沖地震において被災された方々とそのご家族、 関係者の皆様には心よりお見舞い申し上げます。

地震のときは額が落ちるのではないかと心配で2階のギャラリーに駆け上がってしまいました。
幸い展示中の作品は一つも落下しませんでしたが、天井からぶら下がっている何十灯ものスポットライトがユッサユッサと揺れていて根元からもげるかと思いましたが、なんとか持ちこたえてくれました。

以前から店頭で額装のご依頼をいただく際には、安全のためにグレイジングにガラスよりもアクリルをお勧めしておりましたが、ますますその気持が強くなりました。万が一落下してガラスが割れると細かい破片で大切な作品に傷がついてしまいますし、何より怪我が心配です。
地震で額が落下して破損したとのことで修理にお持込みいただきましたが、低反射アクリルでの額装でしたので作品そのものは無事でした。
3月11日以降、ガラスを使った額装をアクリルに交換したいとのご依頼が増えております。他社での額装品も交換を承っておりますのでお気軽にご相談ください。裏板にベニヤを使った額などはこの機会に保存額装仕様に交換されてはいかがでしょうか。額装もメンテナンスが必要です。保存環境によっては中にカビがきてたりすることもありますので、さし箱に入れてしまいこんでいる額装品がありましたら、時々出して状態を確認するようにしてください。

作品を壁に掛ける際には地震対策として落下しにくい吊り金具をお勧めいたします。オンラインストアで販売しているセフティフックがオススメです。ヒモは年に一度は点検し、傷んでいたら早めに交換するようにしてください。落下防止金具をお使いいただくとより安心です。ヒモではなく釘や突溝で掛けている場合は、もし直下型地震のような上下の揺れで額が上に跳ねたら落ちやすいですから、落下防止金具の使用を是非ともご検討ください。

 

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津波で被災した大量の写真を洗浄したり複製して救出するプロジェクトが各地で立ち上がっております。先日、日本社会情報学会(JSIS-BJK)が宮城県亘理郡山元町で支援しているプロジェクト「思い出サルベージ・アルバム」にボランティアとして参加してきましたが、あれから2ヶ月以上も濡れたままのアルバムも多く、乳剤面が溶けてしまって画像が失われてきています。このプロジェクトでは引き続きボランティアを募集していますので関心をお持ちの方は是非ご参加をご検討ください。

 

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やはり大切なものはカプセル化して保管するのがよいかもしれません。弊社では極めてガス遮断性能の高いレフレムパックという保存袋を販売しております。美術館のように24時間空調し、エアフィルタで空気中の有害ガスを除去できないご家庭で湿度変化を抑える保存としてリーズナブルな方法ですのでぜひご検討ください。美術館でも計画停電などで収蔵庫の空調が止まってしまったら湿度の大きな変化が起こる可能性があります。既製品のサイズ以外でも特注で承りますのでご相談ください。またこのフィルムを額装内部に組み込んだ密閉額装も承っております。

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さて、ギャラリーでは川田喜久治 作品展「日光 - 寓話 NIKKO -A Parable」が好評開催中です。会期中にはスライドレクチャー、およびトークショーがございますのでよろしくお願いいたします。

 

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