- 2009年8月 5日 19:09
- Tips
多くの美術館でお使いいただいております弊社オリジナルアルミフレームは、コーナー金具をドライバで締めて固定する構造です。このコーナー金具は製造委託先の製品と共通部品なのですが、数年前から委託先の仕様変更に伴いネジがマイナスからプラスに変わっております。

ご覧のように金具に小さいムシネジがねじ込んであります。額を開閉するときはこのネジを緩めていただきます。このネジに適合するのがプラスの2番です。一般家庭で何かドライバが一本あるとしたら最も一般的なものです。

これは弊社で使用しているものです。このように柄のところにP.2と書いてあります。メーカーによって表記は違うかもしれません。ちなみにハイフンのあとに続く100はシャフトの長さです。


2番のプラスドライバはけっこう大きいのですが、実際にネジにあわせてみるとこのようにぴったりです。これ以外のドライバを使うと一撃でネジをなめてしまうので絶対に使わないでください。
たとえ2番のドライバを使っても使い方が悪いとやはりネジをなめてしまいます。
ドライバをしっかり垂直にネジにあてて押し付ける力を8割、回す力を2割という案配で作業してください。締める時にプラスは思ったよりも力が伝わるので締めすぎないようにしてください。言葉で説明するのは難しいのですが、「ぐぎっ」ではなく「くっ」と締めるぐらい。分からないですよね。。。かといって緩すぎでも外れてしまう危険があります。
ドライバを使うのが苦手という方にはワンタッチレバーというコーナー金具がおすすめです。

レバーをぐりっと指で90度動かすだけで額の開け閉めができます!
大変便利な金具ですが何度も開閉を繰り返しているとすり減ってきて締まりが悪くなる可能性がありますので、特に大きい額にお使いの場合は気をつけていただいたほうがいいと思います。

木額の木ネジはプラスの1番を使います。
使い込んでいるので消えかかっていますが丸の中に#1と書いてあります。
お手持ちの額があって作品を入れ替えたいけど自信がないという方は弊社にお持ちいただけましたら有償ですが作業を承ります。作業員が不在のことが多々ありますので、その場での入れ替えご希望の場合は必ず事前にお問い合せ下さい。
ネジまわしの作業はけっこう手首に負担がかかります。無理な姿勢にならないよう作業台の高さやシャフトの長さなどご自分の環境にあったものをお選びください。ちゃんと気をつけないと腱鞘炎になってしまいます。私が証明です。
腱鞘炎で何年も苦しんだ西丸でした。