| ブックマットのススメ |
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台紙へのマウントの是非アンセル・アダムスをはじめ、アメリカ西海岸の多くの写真家はプリントをミュージアム・ボードにドライマウントしています。 そしてイメージの下にサインを入れ、余白を出した状態でマットしています。 これはプリントの平面性を保ち、また作品の価値をより高く見せるのに非常に効果的です。しかしドライマウントは一度貼ってしまうと、剥がすのは極めて困難です。事実上やり直しは出来ないと考えたほうがいいでしょう。そのためマウント作業は慎重に行う必要があります。 またドライマウント処理はプリントに直接高い熱をかけることから、その熱による保存性への影響を危惧する意見もあります。
いずれにしても、全ての処理は基本的に作家の判断でおこなわれるべきで、第三者が後から勝手な処理をすることは、できるだけ避けたほうが良いでしょう。 余白を断ち落としてドライマウントした作品は、取扱いに十分気をつけないと角や縁の乳剤が剥がれてしまうことがあります。これを避けるためにプリントの余白を残したままドライマウントすることもあります。 なお台紙にマウントしたプリントをマットするときは、裏のボードに薄手の2ply を使うとマットの切り口が浮くことなく、馴染みが良くなります。 |