| 2002.3.5-29 : 小畑雄嗣 「Bird of Paradise : MADEIRA」 |
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展示内容: 写真家の小畑雄嗣は1980年代後半から10数年間、ヨーロッパ周縁の国々を撮影し続けてきました。スペインに始まり、リトアニア、キプロス、トルコ、ギリシャ、そして2000年には西の果てポルトガルへと作者の視線は移行し、これらは昨年秋に「ヨーロッパの果て」と題する写真展にまとめています。 これまでに発表した「海市蜃楼」(1987年)では、文化革命以前の面影を残している上海を捉え、また「見えざる国境」(1997年)では北海道〜サハリン、下関〜韓国、鹿児島〜台湾の航路を辿り、そこには戦後のままの街や風景を追い求めた作者の視点が見られます。歴史を辿り、ヨーロッパへと遡って行く旅は、写真家の好奇心を駆り立て、辺境へと向かわせました。そして彼の地での驚きと興奮に酔いしれる旅が続きました。 ちょうど渡り鳥が羽を休めるように降り立った島は、まさに楽園のように、それまでの緊張感と疲労感を忘れさせ、作者の心を落ち着かせました。「眼下に広がる大西洋。沖で入港を待つ船が停泊している光景は、窓枠におさまった一枚の絵のようだ」と自身が語っているように、マデイラ島は彼を魅了し足を止めさせました。移り変わる海の光のなかで遊ぶ子供たちを無心に、ただひたすらに撮り続ける日々を過ごしました。 本展はモノクロームとカラー作品約40点で構成されます。 「Bird of Paradise Flower(極楽鳥花)」はマデイラ島の国花です。 出展作家: |
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