| 2004.4.14-5.28 : 伊藤義彦 「蓮の泡」 |
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展示内容: この時期になると作者は、にわか雨が降り、雨水が蓮の葉に溜まるのを待ちます。そして、晴れ上がった朝、作者はその様子を想像しながら弁天橋を訪れます。 「雨水は少し盛り上がり、そこに陽の光が反射して輝き、葉の上の雨水は、葉の形に相応し多様な形を呈する。風に揺られ、不規則に変動しながら、その中で陽の光が踊る。蓮は雨水を呼び、様々な顔を見せてくれる。」と作者は語っています。 ある時、蓮が地中からその茎を通して、葉の中央の雨水に息を吐き出しました。それが「水泡」となり、つぎつぎと現れて増えていきます。この一連の様子を観察し記録したものが今回の作品群「蓮の泡」です。 これは「パトローネ」シリーズの2作目となりますが、主に定点観察の方法で撮影し、日本古来の絵巻の特徴である時空間表現を参考にしながら、複数のプリントを裂き、貼り合わせて、再構成するモザイクの手法で制作しています。また、これらの作品は、従来のコラージュ手法とは異なる、作者独自の写真表現と言えるでしょう。 作品はそれぞれがオリジナルであり、イメージは、1コマのものから複数の貼り合わせで、最多20連まであります。今回は新作20余点を発表致します。 同時に今回の展示では、1980年代から制作をはじめたKUMO、SHIKAKU、KAGEなどのシリーズから代表作を掘り起こして、伊藤義彦のこれまでの視点の変遷を振り返ります 出展作家: |
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