望月正夫

Television

写真集発刊記念写真展

2001.5.8(火) - 5.26(土)
Photo Gallery International

望月正夫

Television

写真集発刊記念写真展

2001.5.8(火) - 5.26(土)
Photo Gallery International

  • ©Masao Mochizuki

「テレビジョン」シリーズは、写真家 望月正夫が1975年から1976年にかけて制作した作品です。これらの作品は、まだ家庭用ビデオが普及していなかった時代に、その時々の事件報道や人々 の興味を引いた様々なテレビ番組を、まさにリアルタイムに、1プレート(1枚の6×6cmフィルム)に35フレームを納めるという手法で記録したものです。

 

大衆に様々な情報や娯楽を提供するテレビは、時代を映すメディアとして1970年代に一般家庭に普及しました。その時代に望月は写真を用いてテレビと対峙 し、テレビというメディアを見つめると共に、写真による新たなヴィジョンを生み出しました。そこには、3億円事件や解放軍サイゴン入城など、当時人々の関 心を集めた事件の映像の断片が、見る者の記憶や感覚に直接訴える一つイメージとして再構成されています。また、超能力者ユリ・ゲラーや当時のスポーツ中継 なども、その時代をドキュメントしながら、現在においても同様なテレビという混沌としたメディアの環境を象徴しています。

 

本展では、1テレビ番組1プレートから8プレート(1プレート8X8インチプリント)で構成されるモノクロ作品約10点を展示いたします。

望月正夫(もちづき まさお)
1939年 大阪生まれ
1963年 東京綜合写真専門学校卒業
1998年 個展「テレビジョン1975ー1976」
1999年 第11回 写真の会賞を受賞
2000年 個展「木霊」をP.G.I.芝浦で開催