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  ©The Imogen Cunningham trust

1883年オレゴン州ポートランド生まれの女性写 真家イモージン・カニンガムは、光と影で構成された植物のクローズ・アップや、ヌード、ポートレートといった、対象の造形美を大胆かつ鮮明に捉えた、ストレート・フォトグラフィーの真髄ともいえる数々の傑作で知られています。

今回の展覧会では、代表的な植物のシリーズや有名写 真家のポートレートなどを中心に、カニンガムのモダンで力強い作品を、ヴィンテージ・ゼラチン・シルバー・プリントや希少なカラー・プリントなどを含めて展示いたします。

出品点数： 8×10〜16×20インチ　白黒プリント、カラープリント 約30点

Imogen Cunningham

1883年 米国オレゴン州ポートランドに生まれる。1901年 女性写真家ガートルド・ケーセビアの作品を見て写 真に興味を持ち、写真の通信教育を受けるようになる。1903年 ワシントン大学に入学すると共に、アメリカン・インディアンの記録を行った写 真家エドワード・カーティスのスタジオで働き、プラチナ・プリントの技法を学ぶ。 1909年 ドレスデン工科大学で写真化学を学ぶ。1910年 シアトルで肖像写真スタジオを開く。1912年 ブルックリン芸術科学博物館で初めての個展を開く。1932年 アンセル・アダムス等と共に細密な描写 によるストレート・フォトグラフィーを提唱するグループＦ64の創立会員となる。1968年 カリフォルニア美術工芸大学より名誉博士号を受ける。1976年 死去。各地の美術館、ギャラリーなどで展覧会多数、写真集など出版多数。