若林 勇人

草の上の昼食

P.G.I. 10 Days Exhibition -- vol. 20

2008.8.20(水) - 8.30(土)
Photo Gallery International

若林 勇人

草の上の昼食

P.G.I. 10 Days Exhibition -- vol. 20

2008.8.20(水) - 8.30(土)
Photo Gallery International

  • ©Hayato Wakabayashi

P.G.I. 10 Days Exhibition と題するこのシリーズでは、若手や新人、中堅の写真家、あるいはポートフォリオ作品などを紹介する企画展で、テーマのみならず表現方法や展示方法など個性的な作品を発表するものです。

 

記憶の中に点在するいくつかのもの、それらを象徴として思い出されるいくつかの事。作者は記憶をさまよい歩き、現在の自分自身についての物語を語る。
作者にとって、特定の場所とは関係なく架空の温室を写真に撮ることは、思い出を表象化して再構築することにつながる。
幼い頃に祖父母と両親と行った植物園の記憶、そしてそれにまつわるエピソードをたどり、思い出される事によって「過去」になっていく事象、現在に寄り添い、さらに未来へとつながる「過去」というものを考えながら、作者は温室を撮影している。

 

カラープリント作品、約30点を展示。

若林 勇人(わかばやし  はやと) 
1980年 東京都出身
2003年 日本大学芸術学部写真学科卒業
2003年 広告制作会社入社
現在、フリーランスフォトグラファー

 

写真展
2001年 個展「appliqué」ギャラリーニエプス(東京)
2002年 グループ展「east meets west」目黒区民ギャラリー(東京)
2003年 受賞展「0号展」トーキョーワンダーサイト(東京)
2004年 受賞展「APA賞展」東京都写真美術館(東京)
2004年 受賞展「epson color imaging contest」スパイラルホール(東京)
2006年 個展「湖のほとり」PUNCTUM Photo + Graphix Tokyo(東京)
2006年 グループ展「Ihooq production session 1」ギャラリー・ルデコ(東京)
2008年 個展「草の上の昼食」新宿ニコンサロン(東京)

 

写真集 「草の上の昼食」冬青社(2008年出版)

 

受賞 「0号展」入選(2003)

   「APA賞」経済産業大臣賞(2003)

   「epson color imaging contest」特選(2004)