細江英公

名作各種プリント百花繚乱

ダゲレオタイプから始まって. . . . .

2007.1.10(水) - 2.28(水)
Photo Gallery International

細江英公

名作各種プリント百花繚乱

ダゲレオタイプから始まって. . . . .

2007.1.10(水) - 2.28(水)
Photo Gallery International

  • ©Eikoh Hosoe

細江英公氏は現代日本を代表する写真家であり、諸外国においても著名な写真家です。代表作に「おとこと女」「薔薇刑」「抱擁」「鎌鼬」「ガウディの宇宙」「ルナ・ロッサ」などがあり、2006年12月8日から東京都写真美術館で大規模な個展が開催されました。

 

氏はこれまでに、銀塩プリントによる写真作品を制作してきましたが、「薔薇刑」や「抱擁」、「鎌鼬」などの代表作をまさに永遠のプリントと言われるプラチ ナプリントで制作し、時代を超えた作品としてきました。また、印刷においては、手刷りグラビア印刷などの古典技法に強いこだわりをもち、良質な写真集やポートフォリオを作り出してきました。

 

写真が誕生した19世紀から「映像の時代」と言われる20世紀は、写真機材と技術の発達にともなって、数多くの記録や芸術作品が生まれました。ダゲレオタ イプやプラチナプリントから銀塩プリントへと変化した時代です。21世紀に入ると、写真技術における変化の加速度が増し、フィルムと銀塩プリントはデジタル写真に移行しつつあります。
このような大きな変化の中で、細江英公氏はプリント技術を今一度見直すことにより、これまでに制作した作品に新たな生命を吹き込んでいます。

 

本展は、これまで長年にわたる制作活動から生み出された名作の中から、様々な写真プリント技法を駆使して制作された作品を展覧するものです。ダゲレオタイ プから、パピルス・デジタル・ピグメントプリント、プラチナプリント、ガムプリント、ミニグラフ、手刷りグラビア、コロタイプなど、30余点を展示いたし ます。

細江 英公(ほそえ えいこう)
1933年生まれ。1960年代に「おとこと女」「薔薇刑」「鎌鼬」などの作品を発表。1970年代以降の代表作に「抱擁」や「ガウディの宇宙」「ルナ・ロッサ」がある。現在、東京工芸大学名誉教授、清里フォトアートミュージアム館長。
主な写真集:『おとこと女』(1961年)、『薔薇刑』(1963年)、『鎌鼬』(1969年)、『ガウディの宇宙』(1984年)、『ルナ・ロッサ』(2000年)、『胡蝶の夢 舞踏家・大野一雄』(2006年)など。
紫綬褒章受章(1998年)、英王立写真協会創立150周年特別記念メダル受章(2003年)。芸術選奨文部大臣賞(1970年)、パリ市賞(1982 年)、アルル国際写真フェスティバル名誉賞(1983年)、日本写真協会年度賞(1994年)、ルーシー賞(2006年)など受賞多数。

 

主な個展:「球体写真二元論 細江英公の世界」東京都写真美術館(2006年12月- 2007年1月)、「細江英公の写真 1950-2000」山形美術館(2000年)をかわきりに2003年まで日本各地の美術館で巡回展示、 「Eikoh Hosoe: META」アリゾナ大学センター・フォー・クリエイティブ・フォトグラフィー(1990年)同展はアメリカおよび世界各地で巡回展示、「写真・細江英公の 世界」池田20世紀美術館(1988年)をはじめ日本各地で巡回展示、「細江英公回顧展 1960-1980」パリ市立近代美術館(1982年)ほか。作品は、日本国内はもとより海外でも広く収蔵されている。