三好耕三

RINGO 林檎

Publication

三好耕三

RINGO 林檎

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PGIリニューアルオープンを記念して制作した三好耕三作品展 「RINGO林檎」 (2015年10月27日-12月26日)のカタログ。

りんごと人間の関係は古く、日本では「和りんご」が渡来したのが平安時代中期、とされています。世界の中では約8000年前の炭化したりんごが発見された例もあるほど。振り返ってみればりんごは、神話、逸話、物語に何度も登場し、歌に歌われています。夜、家族が集まった団らんの中で語られる物語にりんごが登場する、そして多くは智慧や幸福を象徴としたものとして語られるのは、人間のりんごに対する近しい愛情ゆえではないでしょうか。栽培には大変な時間と手間がかかるというりんご。

人間の生活と歴史が詰まった完璧な光景、と三好が言うりんごのある風景。三好が16×20インチの大型カメラで撮影したそうした風景には、その風景を培ってきたりんごと人間の関わりの歴史と生活が写っているようです。

 

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サイズ A4変形 297x230x3mm

ページ 12ページ
11イメージ収録