P.G.I.でも八木清展を好評開催中ですが、清里フォトアートミュージアムで7月6日から開催中の「グレイト・スピリット/カーティス、サルダール=アフカミ、八木清の写真」展にも八木清さんが出展しています。その内見会に出展作家の八木清さんと一緒に行ってきました。
この展覧会ではエドワード・S・カーティス、八木清、ハミド・サルダール=アフカミの3人の写真家が、それぞれアメリカ、アラスカの先住民、そしてモンゴルの人々を捉えた作品が展示されています。

会場に入るとまずカーティスのプラチナプリント、フォトグラビュール、オロトーンによる作品がたくさん並んでいます。これほどまとめてカーティスを見るのは初めてです。プラチナプリントもフォトグラビュールも素晴らしいですが、オロトーンはなかなか日本では見る機会がないですね。最近は復刻もされているようですが展示されているものはもちろんヴィンテージで、額も当時のまま。状態も良く素晴らしいです。

八木さんのコーナーです。P.G.I.の壁で見慣れた八木作品も美術館の壁ではまた一味違った構成ができます。

担当学芸員の山地さん(右)、広報の小川さんと作品について語る八木さん

ミュージアムショップで販売していただく写真集にサインをする八木さん
それぞれの写真家がそれぞれの方法で自分と同時代の失われいく民族性を真摯に捉えていてとても興味深い展覧会です。画像では紹介していませんがサルダール=アフカミさんの作品もちょっと出来すぎなぐらい、まるでジオラマを撮影しているかのような不思議な作品です。彼のプラチナプリントはピーター・ビアードやデビッド・ベイリー、ジョージ・タイスのプリントも製作しているベルギーのSalto Labsが製作しているとのこと。
会期中はワークショップやトークなど関連イベントもあるそうです。この展覧会のためだけに清里へ行っても後悔しないと思います。行ったらぜひ会場を3周ぐらいしてじっくりご覧になってみてください。


