石元 泰博

(1921-2012)

1921年サンフランシスコ生まれ。3歳で両親の故郷である高知県へ移住、1939年に18歳で再度渡米。1948年、シカゴのインスティテュート・オブ・デザイン(以下ID)に入学し、アーロン・シスキンやハリー・キャラハンらの元、ニューバウハウスの教育を受ける。1953年に写真家として訪日。シャープで理知的な石元の写真は、当時、新鮮な驚きを持って迎えられたという。この年、代表作のひとつである「桂離宮」を撮影する。石元作品の特徴とも言える、素晴らしい造形へのまなざしは他に類を見ない。「シカゴ」や「東京」を捉えたシリーズ、そして「桂離宮」、「曼荼羅」、「伊勢神宮」など多数の作品を残した。2004年、1万点を超える全作品を高知県立美術館に寄贈。

文化功労者、紫綬褒章、旭日小綬章、紺綬褒章受章。
2012年2月6日 逝去。享年90歳。正四位、旭日重光章追贈

 

PGI Exhibitions

2021.06.10-08.03 石元泰博生誕100年記念作品展  Yasuhiro Ishimoto
2012.05.08-06.16 シカゴ, シカゴ
2011.11.07-12.22 両界曼荼羅
2009.06.16-06.30 色とかたち
2008.06.10-07.04 東京
2007.06.04-06.30 シブヤ、シブヤ
2006.05.25-06.30 On The Beach
2005.04.05-04.28 シカゴ 1966
2003.09.03-09.26 桂離宮
2003.09.03-09.26 「街かど 2002-03」
2001.04.05-04.28
1998.02.05-03.20 「水と人のながれ」
1998.03.03-03.27 「KATSURA」
1997.03.05-04.25 「シカゴ時代」
1996.02.19-03.30 「色と遊ぶ」
1995.04.05-05.19 「雲、紙、雪のあしあと, 伊勢神宮」
1992.01.10-02.21 「落ち葉とあき缶」
1989.11.10-12.08 「桂」
1988.04.01-04.27 「花」
1986.02.03-02.28 「街 ひと かたち」
1983.08.22-09.08 「山の手線 29」
1983.08.22-09.08 「シカゴ、シカゴ II」
1982.08.20-08.31 「ある日ある所」
1982.03.15-08.31 「シカゴ、シカゴ」

 

 

関連展覧会

2023.10.07-11.11 石元泰博」 東京画廊
2023.08.22-10.22 石元泰博・コレクション展「私の好きな写真家  石元泰博」 高知県立美術館
2023.04.15-08.20 石元泰博・コレクション展「HANA / 牧野富太郎記念館の建築」 高知県立美術館
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2022.09.22-2023.02.05 石元泰博・コレクション展「水と人のながれ」 高知県立美術館
2022.03.20-09.11 石元泰博・コレクション展「街 Town」 高知県立美術館
2021.11.16-2022.03.21 石元泰博・コレクション展「雲、紙、雪のあしあと」 高知県立美術館
2021.10.05-2022.02.13 生誕100年記念「うつろいゆくもの」所蔵作品展 MOMATコレクション 東京国立近代美術館
2021.09.26-11.14 石元泰博コレクション展「ハロウィン」 高知県立美術館
2021.06.18-07.20 キヤノンフォトコレクション 石元泰博写真展「色とかたち」 キヤノン S タワー2F
2021.05.22-09.20 石元泰博コレクション展「桂離宮 1981-82」 高知県立美術館
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