1997年　光琳社出版
ケース入り・ハードカバー　128ページ
テキスト：村上龍、伊藤俊治

写真家今道子は自身の想像の中にある非現実の現実を、視覚芸術である写真を用いて表現している。1980年台の半ばより作家活動を開始し、野菜や魚などの食材や、花や昆虫を素材として特異なオブジェを制作、それらを撮影、豊かなイマジネーションから生み出された数々のオブジェは、今の手によりモノクロームの印画紙上に浮かび上がり、虚と実が織りなす独特な美の世界を作り出している。

1990年にP.G.I.で開催された個展「EAT Recent Works」で第16回木村伊兵衛写真賞受賞。東京都写真美術館をはじめヒューストン美術館（アメリカ）、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ美術館（フランス）など、パブリックコレクションにも多数収蔵。
この写真集には初期の作品から96年までの作品の中から選りすぐった72点を収録。

シルバーの内箱とダンボールの外側元箱付き。未読新品ですが、シルバーの内箱に箱の形状による若干の擦れ、破れ等がある場合がございますのでご容赦ください。中の布張り写真集は美品です。
著者サイン入り。

装丁：ハードカバー

出版：光琳社出版, 1997年