楢橋朝子:FUNICULI FUNICULA楢橋朝子:FUNICULI FUNICULA楢橋朝子:FUNICULI FUNICULA

楢橋朝子:FUNICULI FUNICULA

4,180円

1998-2003...
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商品説明

1998-2003 年にかけ各地を回り撮影されたカラーのスナップショットによる写真集。

 

こんな写真を撮ろうというイメージはなかった。

ただフィルムを詰め、外に向かって歩き出して行くことだけを決めた。

なるべくいままで撮らなかった光景を、外側に広がりを、目線をやや上向きに。

姿勢をよくしよう。

言葉に纏められたり置き換えられたりしないような、地名でもなく情報でもなく情況でもなくあるいはそういうものすべてかもしれないそんな写真。もちろん物語ではなく、記録にもなりえず、見たことすらももしかしたら忘れてしまっているような。

 

楢原朝子 あとがきより抜粋

 

出版社:蒼穹舎

刊行年:2003年

サイズ:26.5×18.7cm

ページ:120pp

言語:日本語、英語

 

作家サイン入り

 

楢橋 朝子(ならはし あさこ)

東京生まれ。早稲田大学第二文学部美術専攻卒業。

1980年代半ば、森山大道のワークショップ「フォトセッション」に参加。1989年に初の個展「春は曙」を開催。翌年、自作の発表の場としてギャラリー、03FOTOS(1990-2001)をオープンした。97年に初の写真集『NU・E』、2003年にはカラーのスナップショットによる写真集『フニクリフニクラ』を刊行。2000年ごろより、のちに『half awake and half asleep in the water』(2007年)としてまとめられ、またその後も『Ever After』、「近づいては遠ざかる」などに続いていく、水の作品の撮影を始める。『half awake and half asleep in the water』は出版後に大きな反響を呼び、以降、国内外問わず個展や企画展、写真集の出版などを軸に、インディペンデントな活動を続けている。日本写真協会新人賞(1998)、写真の会賞(2004)、東川賞国内作家賞(2008)を受賞。

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