濱田祐史はこれまでヨーロッパやアメリカでの展示を中心に活動を続け、昨年Photo Gallery Internationalにて個展「Pulsar + Primal Mountain」を開催。2014年は、オランダ・アムステルダムのフォトフェア「UNSEEN」での展示や、スイス・ヴェヴェイのフォトフェスティバル「Images」への参加が決定するなど、日本国内のみならず海外からも注目を集めています。

この写真集は2005年から2006年に「Pulsar」として制作、2013年にP.G.I.にて発表した光を捉えたシリーズの写真集を「photograph」と改題し、デザイナー田中義久によるアートディレクションと、shashasha、P.G.I.サポートのもと、リトルプレスレーベルlemon booksから出版されました。

本作は「印画紙の上で光を描きたい」と考え、日常的な場所・空間にある光を具体的に眼に見えるように撮影したものです。P.G.I.での個展、そして写真集を作っていく中で、制作から約10年の時間を経た作品と改めて向き合い、当時この作品で描いていた世界観と、現在の自分がこの作品に込める思いに違いが出てきたことに気付き、写真集出版をきっかけにシリーズタイトルを「光を描く」という、よりシンプルな言葉「photograph」としました。

発売年月：2014年8月
サイズ：B4（25.7 x 36.4 cm）
ページ：64P
製本種類：ソフトカバー
アートディレクション／デザイン：田中義久
表紙全4種類
発行元：lemon books
協賛：shashasha, Photo Gallery International
発行部数：700部

作家サイン入り


装丁：ペーパーバック

出版：lemon books, 2014年8月年