コロージョン・インターセプト・フィルムの原反シートです。1
革新技術を利用したプロアクティブな保存材料
インターセプト・テクノロジーは、ルーセント・テクノロジーのベル研究所で開発された革新的特許技術で、銅、銀、真鍮、ブロンズ、錫、鉛、マグネシウム、鉄、非鉄金属の錆を防いで保護します。金属類の他にもCDや紙焼き写真、フィルム、布、絵画、書籍や、紙を基底材とする芸術作品の保護にも有効です。
比較的新しい技術が使われた保存用品で、米国国立公文書館、英国王立造幣局、ニューヨークのグッゲンハイム美術館、英国のシェフィールド博物館、NASAなどで採用されています。
半導体技術によって高反応性の銅粒子をポリエチレンフィルムのポリマー配列内に結合させたこの素材は、その表面に触れる、またはその内部を通過しようとする、あらゆる腐食性ガス(硫化水素、亜硫酸ガス、塩化水素など)や真菌、バクテリアなどに反応してそれを中和します。ガルバニ腐食(異種金属・合金の接触よる腐食)にも有効です。
安定性の高い素材で、有害ガスを発生せず、水分や湿度、温度によって変質することもありません。
また、飽和状態になると黒く変色し、取替え時期を示します。1ミル(1000分の1インチ=約0.0254ミリ)厚で凡そ10年間効果が持続します。
コロージョン・インターセプトの優位性と特性
・腐食性ガスに継続的に反応し、中和する
・コロージョン・インターセプトの優位性と特性
・ガスや真菌、バクテリアを捕える
・どのような保護対象にも残留物を与えない
・他の保護方法より効果が数倍長持ちする
・1ミル(1000分の1インチ=約0.0254ミリ)で10年の保護効果
・捕えた全ての腐食性ガスを中和・浄化する
・飽和状態を示す機能がある
・完全にリサイクル可能な素材で、環境に優しい
・揮発性の化学物質を一切含まない
・銀、銅、真鍮、鉄合金の腐食、ガルバニ腐食(異種金属接触腐食)を効果的に防ぐ
・ロチェスター工科大学によるPAT試験 (Photographic Activity Test)に合格
他の保護方式との比較
分子ふるい方式(ゼオライトなど)、活性炭方式とインターセプト・テクノロジー
全ての化学物質と同様に、ガスは反応して電子的、化学的に中性の状態になろうとします。
ガスを単に吸着するだけの商品は、この性質を利用していません。分子ふるいも活性炭も、空気中の腐食性ガスを積極的には探しません。ガスを捕えるだけで、それと反応はしません。
活性炭と分子ふるいは最終的には飽和状態になり、吸着していたガスを高い濃度で排出する可能性があります。これらの方式についてよくある質問は、以下の通りです。
Q.
飽和状態になったのをどのように見分けられますか?モニター用の機器を使用しますか?それとも保護対象物の変色を確認すれば良いのですか?
A.
事実上、飽和状態に達したかどうかを確認するのは不可能です。
コロージョン・インターセプトはこうした不安を解決します。
素材自体が視覚的に効果の持続性を知らせます。成分の銅粒子が反応し、暗く変色します。最終的には純粋な銅の粒子が使い果たされ、樹脂全体が黒くなります。コロージョン・インターセプトは、活性炭やその他の吸着タイプの商品の効果が持続しているかどうかの確認用に使うこともできます。
インターセプト・テクノロジー利用機関
NASA ・Lucent Technologies
The Royal Mint of England ・National Archives of U.S.A.
Guggenheim Museum, NYC Washington D.C.
TRW Aerospace ・National Botanical Archives,
Raytheon Kew Gardens, London
Delco Electronics ・Sheffield Museums
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