<関連展覧会>川田喜久治「VORTEXのために」

2022.9.13(火) - 10.4(火)
PURPLE(京都)
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<関連展覧会>川田喜久治「VORTEXのために」

2022.9.13(火) - 10.4(火)
PURPLE(京都)
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©Kikuji Kawada

 

 

 

「VORTEXのために」

 川田喜久治

 

会期:2022年9月13日(火) - 10月4日(火)
時間:13:00-20:00 [月・火・木・金]

   11:00-19:00 [土・日]

休廊:水曜日

会場:PURPLE (京都)

 

PGI 渦を成し、渦へと引きずり込むイメージ このたび、PURPLEでは川田喜久治による個展「VORTEXのために」を開催します。川田は60年を超えるキャリアを連綿と紡ぎ続ける、戦後の日本を代表する写真家のひとりです。 近年、川田がInstagramのアカウントにアップロードし続けている膨大な デジタル作品群から選ばれた252点により構成された写真集『Vortex』が、今夏出版されました。本展も写真集に収録されているイメージに、過去の作品を混在させた構成になっております。「Vortex(渦)」へ繋がる世界観を会場でご高覧いただけましたら幸いです。

 

 

 

 

川田 喜久治 新作写真集 『Vortex』
上製本/A5判/本文544頁/日英/ブックデザイン 町口景/発行 赤々舎

¥8,800(税込)

 

『Vortex』に収録されたイメージの多くは川田が生活する現代の東京で撮影されたものですが、数十年前に撮影・発表された作品もまた時空を超えて擬態するように紛れ込み、本書の一部を成しています。時に過剰なほどの操作によって色彩と触感を歪ませ、繰り返されるモチーフによって鑑賞者の心象に絶え間ない圧迫と一分の隙間を与える ――パンデミックのただなかへと迷い込んでいく都市の様相は、それらが肌理の粗い嵩高紙の束に重なることでやがて秩序と境界を喪失し、私たちもまた、 いつしかその渦中へと引きずり込まれていくようです。碑を思わせるハードカバーの表・背・裏に三度刻まれた同心円は、それ自体が何かの啓示であるかのように振る舞い、不敵にそこに鎮座するのです。
川田のウェブプラットフォーム上における営為の集成であると同時に、1933年生まれの作家の、現代都市の混沌に向けられた比類なき視線と精神性が凝集した一冊。