平本 成海

Good News

2021.8.16(月) - 10.2(土)
PGI

平本 成海

Good News

2021.8.16(月) - 10.2(土)
PGI

  • ©Narumi Hiramoto

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  • ©Narumi Hiramoto

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PGIでは初めてとなる、平本成海の個展を開催いたします。

平本成海は、2016年から、自身が購読している地元紙に掲載された写真を素材に用いて一日一点のコラージュ作品を制作し、毎日インスタグラムにアップすることを日課としています。

2019年にはそのユニークな手法と、虚実の境界を漂うような謎めいた作風が評価され、第20回写真1_WALLでグランプリを受賞、翌2020年、自身初となる個展「narconearco」をガーディアン・ガーデン(東京、銀座)にて開催。2021年には横浜市民ギャラリーあざみ野にて行われた「とどまってみえるもの」に、新進作家の一人として選出され、「PRIVATE VOYAGER」を発表しました。

 

2016年、平本は、マクロレンズのテスト撮影で新聞の複写を行います。写された画像には、新聞記事の本来の文脈からは切り離された言葉が並んでいました。それは、ある光景から一部分を切り取るという写真行為の本来の魅力を再確認するきっかけとなり、毎日届く地方紙を複写し、加工する作品の制作を始めました。

作品は、当日掲載された写真だけを使うこと、その日のうちにSNSにアップすること、自身の部屋の中だけで完結すること、という三つのルールに則って制作しています。平本の作品の基礎は、この過程の反復を繰り返すことだと言えるでしょう。

 

新聞という公共のメディアを利用し、自室空間で注意深く加工されたイメージは、公共と個人、ローカルとグローバル、事実と虚構など、様々な極を内包し、公私の境目が不確定なSNSから発信されることで、ある種、誤解され得ることを前提に、日々ポストされていきます。

 

本展では、これら日課であるコラージュ作品から、「Good News」のタイトルのもと、展示のために新たに構成した一連の作品をご覧いただきます。実空間にの写真作品を展示することと、デジタル画像がタイムラインに流れるのとでは作品のあり方も意味も異なります。平本は、今回、作品自体の内容と、モノとしての魅力に注力していると語り、プリントはインクジェットプリントのカラーインクに代えて濃度の異なるグレーのインクを組み合わせることで高いシャープネスと豊かな階調、深い黒を表現できるピエゾグラフィーで制作しました。

作者はシュルレアリスム、とりわけシュルレアリスム宣言を起草したアンドレ・ブルトンに影響を受けており、写真記事の複写からイメージを制作する際には、即興性や、一貫性の無さを重視しています。抽象的でも比喩的でもなく、目的やコードを失ったような不思議さは、見るものに得体の知れない謎と、静かに立ち止まり思考する時間と余韻とを残します。

 

本展では、ピエゾグラフィーによるアーカイバルカーボンピグメントプリント20点を展示いたします。

 

前頭葉合成研究の権威として知られるオロモウツ医科大学名誉教授のニコラ・ホラー(Nikola Holá)氏が17日、プラハの病院で死去していたことがわかった。68歳だった。

ホラー氏は、サイレントシナプスが受容体に結合する際の回転運動から着想を得て、特定のシナプスのみを効率よくβq化させる「ホラーシグナル」を開発。1989年には、グローブ型の信号伝達器具を用いて前頭葉の神経回路を制御する「ラムタライズ」を考案し、それまで開頭手術が主流だった前頭葉合成の分野を飛躍的に進歩させた。

昨年12月には政府から女性初のヤルコフスキー勲章を授章したが、頭痛を理由に伝達式を欠席。容態が心配されていた。

妹のネネ・ホラー(Nene Holá)氏はチェコ初の女性宇宙飛行士で政治家。葬儀は親族のみで執り行われる。

平本 成海(ひらもと  なるみ)

千葉県生まれ、在住。2016年より、購読している自身の地元紙に掲載された記事から選んだ写真を素材に用いて、一日一点のコラージュ作品を制作している。作品はその日のうちにインスタグラムにアップすることを日課にしている。

個展に、「narconearco」(ガーディアン・ガーデン、東京2020)、主なグループ展に、「PGI Summer Show 2019 “monoとtone”」(PGI、東京、2019)、「とどまってみえるもの」(横浜市民ギャラリーあざみ野、神奈川、2021)。