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©Tomoko Inoue
人間の命の営み、そのすぐ側で常に流れている水。もっと近づいて「水」を知りたいという想いで水面を見つめ続けた。作者はそこに水から生まれ、水に還る命を見いだした。
「水を見つめることで『命』のことが少しずつわかるのではないかと思った。水の話は、命の話であり、水がひとつひとつの命に惜しみなく与えてくれる何かを、私は見続けていたい。」と作者は語る。
モノクローム作品、40余点を展示。
井上 智子(いのうえ ともこ)
1979年 東京都に生まれる。2004年、東京工芸大学大学院芸術学研究科メディアアート専攻卒業、初めての写真集「水の話をしよう」を新風舎より出版。
個展に、「water pieces」moon cafe (2002年 東京・武蔵小金井)
グループ展に、「8x∞」ギャラリー・ル・デコ(1999年 東京・渋谷)、 Japanese Super Real Life 2002 (ASIA PHOTO BIENNALE 2002) ギャラリー・ラ・メール(2002年 ソウル)、「細江英公と若い仲間たちⅡ」スパンアートギャラリー(2002年 東京・銀座)、「細江英公と若い仲間たちⅢ」スパンアートギャラリー(2003年 東京・銀座)。
現在、フリーランス