川俣 敦史

東京オアシス

P.G.I. 10 Days Exhibition -- vol. 5

2004.7.2(金) - 7.14(水)
Photo Gallery International

川俣 敦史

東京オアシス

P.G.I. 10 Days Exhibition -- vol. 5

2004.7.2(金) - 7.14(水)
Photo Gallery International

  • ©Atsushi Kawamata

始めての海外留学を前に「日本らしいもの」を心に留め置きたいと思い立った作者は、ごく身近な存在であった銭湯を題材に撮影を進める中で、東京にはペンキ絵のある銭湯が全件数の約25%に満たない事を知った。残り少なくなって行く現状に愛惜しながら、とりわけ日本の象徴となる富士山のペンキ絵がある銭湯に絞って撮影を続けた。

 

「撮影当初は門前払いされたりと、苦い経験もしたが、僕自身が銭湯に入ることが好きだったし、銭湯に通う都会人にとっては生活の疲れを癒すことができる、まさにオアシスのような空間だから、写真に残しておきたかった」と作者は語る。

 

カラー作品、40余点を展示。

川俣 敦史(かわまた  あつし)
1981年 埼玉県に生まれる。2002年 ハッセルブラッドスクールコンテスト 入選。2003年 ピンホールフォトコンテスト 佳作、ハッセルブラッドスクールコンテスト 入賞。2004年 第32回APA 入選。日本大学芸術学部写真学科卒業。
現在、フリーランス