IO-2: 現代ダゲレオタイピスト展「Care」 公募展 応募要項
2021.8.16(月) - 9.10(金)
Information
IO-2: 現代ダゲレオタイピスト展+国際シンポジウム
Image Object Exhibit 2 (IO-2) : Contemporary Daguerreotype Exhibition + International Symposium
IO-2: 現代ダゲレオタイピスト展「Care」 公募展 応募要項
公募の結果はこちらをご覧下さい。
<趣旨>
IO-2:「Care」は、現代においてダゲレオタイプに取り組むすべての人々に開かれた公募展です。
写真黎明期の19世紀、ダゲレオタイプは近しい人々や愛する家族、そして自分自身の存在を未来へ伝えたるために撮影されました。写真を空間をこえて瞬時に共有することが可能になった現代でも、その初期衝動は家族のアルバムやプライベートな写真の営みのなかに受け継がれています。そして新型コロナウイルスが世界を覆い尽くす今、私たちひとりひとりの生のかけがえのなさ、そしてその存在の儚さを、誰もが意識する時代になったのではないでしょうか。本展が、個々人のための〈記憶装置〉としての写真のあり方を、危機の時代を生きる私たちの生活のなかに再発見する契機になることを願っています。
本展のテーマである「Care」をどのように解釈するかは自由です。この困難な時期に世界から多くの参加者が集うこと、そしてその作品から見える命の気配そのものが、わたしたちにとって重要なメッセージとなるはずです。
コンテンポラリー・ダゲレオタイプス日本委員会 Contemporary Daguerreotypes Japan Committee
代表 新井卓(あらいたかし/アーティスト・映画監督)
IO-2: Image Objects Exhibition vol.2 公式ウェブサイト
<公募展詳細>
IO-2: 現代ダゲレオタイピスト展「Care 今日のダゲレオタイプ──不確実性の時代のために」
特別展示:ビン・ダーン、ジェリー・スパニョーリ、新井卓
2021年10月8日(金) ~ 11月16日(火)(新型コロナウィルスの状況により変更の可能性あり)
PGIギャラリー
月~土 11:00-18:00 /日祝休館
11月7日(日) はArt Week Tokyo参加のため開廊いたします。
入場無料
PGI 〒106-0044 東京都港区東麻布2-3-4 TKBビル3F
助成:
公益財団法人ポーラ美術振興財団
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
公益財団法人野村財団
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コンテンポラリー・ダゲレオタイプス日本と「IO-2(Image Objects Exhibition vol.2)」について
コンテンポラリー・ダゲレオタイプス(Contemporary Daguerreotypes)は2008年にニュージーランドのダゲレオタイピスト、アラン・ベッキスにより創設、ダゲレオタイプ(銀板写真)を21世紀において追求することを目的とした国際オンライン・コレクティヴでした。2012年にはニューヨークのペナンブラ財団 (Penumbra Foundation)にて、展覧会「IO-1(Image Objects Exhibition vol.1)」を開催、16ヶ国から33人のダゲレオタイピスト、74作品が集結しました。2020年にウェブサイトの更新を停止するまで、約20ヶ国、約80名のメンバーにより自由な議論と知識の交換が行われ、多くの実践者の道しるべとなってきました。
今秋開催の「IO-2」はベッキス氏が築いた礎を引き継ぎ、コミュニティの火を絶やさないため企画された第二回目の国際イベントです。
<公募主題>
・「Care」をテーマとする単品、もしくは一連のシリーズ。
<応募資格>
・年齢、国籍、経験は問いません。
但し、入賞作品を、主催者が指定する国際運搬方法(FedEx等)により、2021年9月15日から25日の間に作品発送ができる方に限ります。作品は会期終了後に返送します。送料は往復とも主催者が負担します。
・ダゲレオタイプを用いた作品であること。
・受賞した場合、当団体およびPGIのプレスリリースやSNSにて受賞作品を発表すること、及び、そのためのデータファイルを無償で提供することに同意できること。
・第三者の権利(著作権、商標権、肖像権など)を侵害する作品ではないこと。応募作品に第三者の著作物、その他の権利が含まれる場合は、当該第三者から事前の承認を得ていること。
<正賞と副賞>
入賞作品は、IO-2: 現代ダゲレオタイピスト展「Care」にて展示します(審査員特別賞を除く)。
グランプリ(1名): 副賞 70,000円
準グランプリ(3名):副賞 25,000円
Irving Pobboravsky賞(1名):副賞 25,000円
審査員特別賞(若干名):オンライン展示のみ
各入賞作品は、コンテンポラリー・ダゲレオタイプス日本委員会とPGIのウェブサイトやSNS上で紹介されます。
<参加費>
4,000円(36.53 USD/8月5日現在)
※PayPalにてお支払いいただきます。
※同一応募者から複数エントリーも可能。 応募費用はエントリー毎に発生します。
<公募スケジュール>
要項発表:2021年8月6日(金)
受付開始:2021年8月16日(月)
応募締切:2021年9月10日(金) 日本時間23:59まで
結果発表:2021年9月15日(水) 予定
<選考方法>
当委員会におかれている選考委員会において厳正に審査します。
結果は、各応募者に9月15日以降にメールにて通知いたします。
審査委員
Anne E. Havinga (Estrellita and Yousuf Karsh Chair of Photography, Senior curator, Museum of Fine Arts, Boston)
Jerry Spagnoli (ダゲレオタイピスト)
Mike Robinson (ダゲレオタイピスト)
Sayaka Takahashi (PGI Gallery director)
<応募方法>
PayPalにて参加費をお支払いいただき、支払いが確認できた方にオンラインフォームとアップロードの方法をお知らせいたしますので、下記のPayPalアカウントに参加費4,000円をお支払いください。
PayPalにアカウントがなく支払い方法をご相談されたい方はメールにてご相談ください。
オンラインフォームでは下記の情報を登録いただきます。
_氏名
_アーティスト名
_メール
_居住地(国、都市)
_電話番号
_国籍
_生年月日
_作品タイトル
_制作年
_サイズ(プレートサイズ、額装している場合には額のサイズ)
_ショートステートメント(max 400 word)※英語のみの受付となります。
_作品イメージ (形式:Jpeg/サイズ:長辺3000pix以下/10枚以内)
※応募作品の全体像がわかるデジタルデータ(JPEGまたはPDF)必須。
※関連作品や、制作意図を示す資料等も受付可能。
※動画データは、YouTubeやVimeo等の閲覧リンクを明記したファイルをアップロードしてください。
お預かりした個人情報は厳重に保管し、本企画に関する諸連絡以外に使用することはありません。
PGIの個人情報保護方針につきましてはこちらをご確認ください。
https://www.pgi.ac/cart/privacy.html
<問い合わせ先>
コンテンポラリー・ダゲレオタイプス日本委員会
E-mail: submit@CDags.jp