1921年サンフランシスコ生まれ。3歳で両親の故郷である高知県へ移住、1939年に18歳で再度渡米。1948年、シカゴのインスティテュート・オブ・デザイン(以下ID)に入学し、アーロン・シスキンやハリー・キャラハンらの元、ニューバウハウスの教育を受ける。1953年に写真家として訪日。シャープで理知的な石元の写真は、当時、新鮮な驚きを持って迎えられたという。この年、代表作のひとつである「桂離宮」を撮影する。石元作品の特徴とも言える、素晴らしい造形へのまなざしは他に類を見ない。「シカゴ」や「東京」を捉えたシリーズ、そして「桂離宮」、「曼荼羅」、「伊勢神宮」など多数の作品を残した。2004年、1万点を超える全作品を高知県立美術館に寄贈。
文化功労者、紫綬褒章、旭日小綬章、紺綬褒章受章。
2012年2月6日 逝去。享年90歳。正四位、旭日重光章追贈
PGI Exhibitions
2021.06.10-08.03 | 「石元泰博生誕100年記念作品展 Yasuhiro Ishimoto」 |
2012.05.08-06.16 | 「シカゴ, シカゴ」 |
2011.11.07-12.22 | 「両界曼荼羅」 |
2009.06.16-06.30 | 「色とかたち」 |
2008.06.10-07.04 | 「東京」 |
2007.06.04-06.30 | 「シブヤ、シブヤ」 |
2006.05.25-06.30 | 「On The Beach」 |
2005.04.05-04.28 | 「シカゴ 1966」 |
2003.09.03-09.26 | 「桂離宮」 |
2003.09.03-09.26 | 「街かど 2002-03」 |
2001.04.05-04.28 | 「顔」 |
1998.02.05-03.20 | 「水と人のながれ」 |
1998.03.03-03.27 | 「KATSURA」 |
1997.03.05-04.25 | 「シカゴ時代」 |
1996.02.19-03.30 | 「色と遊ぶ」 |
1995.04.05-05.19 | 「雲、紙、雪のあしあと, 伊勢神宮」 |
1992.01.10-02.21 | 「落ち葉とあき缶」 |
1989.11.10-12.08 | 「桂」 |
1988.04.01-04.27 | 「花」 |
1986.02.03-02.28 | 「街 ひと かたち」 |
1983.08.22-09.08 | 「山の手線 29」 |
1983.08.22-09.08 | 「シカゴ、シカゴ II」 |
1982.08.20-08.31 | 「ある日ある所」 |
1982.03.15-08.31 | 「シカゴ、シカゴ」 |
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