三好 耕三

YUBUNE 湯船

2012.11.6(火) - 12.22(土)
Photo Gallery International

三好 耕三

YUBUNE 湯船

2012.11.6(火) - 12.22(土)
Photo Gallery International

  • ©Kozo Miyoshi

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  • ©Kozo Miyoshi

  • ©Kozo Miyoshi

  • ©Kozo Miyoshi

  • ©Kozo Miyoshi

三好耕三は1970年代に写真家としてのキャリアをスタートしました。近年は大型カメラを使った作品を多数発表しており、日本国内を旅して撮影した 「Somewhere, Sometime 津々浦々」(2007年)や、1998年から撮影している桜のシリーズなどが記憶に新しいところです。
また2010年にはmatch and company, inc.のレーベルM Lightより写真集「ORIGIN」が出版されました。初期作品である「EXPOSURE」、「See Saw」から編まれたこの写真集は若い世代からの反響も大きく、今も変わらない「カメラを持って旅をし被写体と出会っては写真に撮る」という、光景とカメラに真摯に対峙する三好耕三の撮影スタイルの原点を改めて認識することとなりました。

 

「YUBUNE 湯船」は2010年より撮り始めた新作です。2009年に発表した「SAKURA 桜覧」から使い始めた16X20インチの大型カメラを持ち全国の湯船を訪ねたものです。暗室で水に親しむ写真家が水を「湯水のように使う」という表現があるように「津々浦々で容易く浴することができたのであろうか」という思いから旅立ち、撮影に全国を巡りました。

 

温泉は、千年以上の昔から日々の湯浴みや湯治などに使われてきました。木で作られた湯船、自然の石や岩をそのまま使っているもの、ロマネスク様式で美しく並ぶ湯船など、一口に湯船と言ってもそれぞれの温泉の性質などによって様々な形状をしています。地面より低いところにしつらえられた湯船はいつでも 豊富に湯をたたえるための工夫です。
「温泉は自然科学的にして、崇拝の対象」そこでは「老若男女が笑みをたたえ、まさしく裸の付き合いという晴れの姿で集っていた。」
人間の智慧の美しさを凝縮したような湯のあふれる光景を、三好耕三は、人や湯船との出会いを重ね、静かに見つめカメラをセットし撮る、という常のスタイルで写真にしています。

 

本展ではモノクロ作品、20余点を展示致します。

三好 耕三(みよし こうぞう)
1947年生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。1986年日本写真協会新人賞受賞。
1991年より文化庁芸術家在外研修員として、アリゾナ大学センター・フォー・クリエイティヴ・フォトグラフィーで1年間研修後、引き続きアリゾナ州に滞在。1996年に帰国。現在、東京を拠点に制作活動を続けている。

近年の主な個展に「櫻」1839當代画廊(台北 2011年)「SEE SAW」フォト・ギャラリー・インターナショナル<以下P.G.I.>(東京 2010年)「SAKURA 櫻覧」P.G.I.(2009年)、「津々浦々」P.G.I.(2007年)、「Tokyo Drive 東京巡景」P.G.I.(2006年)、「Seagirt海廻り」P.G.I.(2004年)、 「SAKURA 櫻」P.G.I.(2003年)、「CAMERA 写真機」P.G.I.(2002年)、「Tokyo Street 横丁」P.G.I.(1999年)、「In The Road」P.G.I.(1997年)がある。2012年Amherst College Mead Art Museum展覧会「Reinventing  Tokyo: Japan’s Largest City in the Artistic Imagination」展に参加。
作品は東京国立近代美術館や東京都写真美術館、ジョージ・イーストマン・ハウス国際写真美術館(U.S.A.)、アリゾナ大学センター・フォー・クリエイティブ・フォトグラフィー(U.S.A.)、ヒューストン美術館(U.S.A.)などにコレクションされている。

 

 

PGI Exhibitions

2019.1.8 - 2.23 「繭  MAYU」
2017.9.5 - 10.28 「On the Road Again」
2015.10.27 - 12.26 「RINGO 林檎」
2013.10.8 - 11.16 「SABI」
2012.11.6 - 12.22 「YUBUNE 湯船」
2010.11.4 - 12.22 「SEE SAW」
2009.11.25 - 12.25 「SAKURA 櫻覧」
2007.10.10 - 11.10 「津々浦々」
2006.4.5 - 5.19 「東京巡景」
2004.9.3 - 10.15 「海廻り」
2003.4.1 - 4.25 「櫻」
2002.4.3 - 6.1 「CAMERA  – 写真機 –」
2001.9.3 - 9.29 「富士登 ふじのぼり」
1999.11.8 - 12.22 「横丁」
1999.1.11 - 2.10 「In the Road」
1997.9.24 - 11.14 「In the Road」
1996.10.1 - 11.15 「CACTI Landscapes」
1995.9.28 - 11.10 「カクタイ」
1995.9.1 - 9.29 「飛行場」
1994.6.2 - 7.15 「Southwest」
1993.10.5 - 11.10 「Chapel」
1992.8.27 - 9.30 「タイ・ループ」
1989.10.3 - 10.31 「温室」
1987.11.5 - 12.5 「傍観」
1985.10.3 - 10.31 「天真爛漫」
1983.9.9 - 9.30 「See Saw」
1979.10.11 - 10.20 「Exposure」